「AJPC SUPER CUP」第2代王者は中根さん ラスベガスの世界最高峰大会出場権獲得

[ 2022年3月25日 05:30 ]

第2回AJPC SUPER CUPで優勝した中根秀太さん(中央)
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 AJPC(全日本ポーカー選手権)の新シリーズ「AJPC SUPER CUP」第2回大会(スポニチ後援)のDAY3、DAY4(ファイナル)が東京・大崎のサミー本社で行われ、中根秀太さん(27、ポーカーネーム:しゅーた)が優勝し、高さ1メートル、重さ9キロの規格外の特製トロフィー「スーパーカップ」に第2代王者として名前を刻んだ。

 昨年12月下旬から全国のアソシエイトクラブ店舗でサテライトイベントが行われ、2万人以上が参加。各店舗で勝ち上がった1529人がDAY1、そして410人がDAY2に進出。

 そして、20日のDAY3に勝ち上がった66人が翌21日のDAY4出場を目指して、熱戦を繰り広げ、16人が参加したDAY4を勝ち抜いた8人でファイナルテーブルが行われた。

 ヘッズアップで栄藤徹平さん(ポーカーネーム:8)を下し、優勝した中根さんは名古屋から参戦。「初代王者の小林弘和さんに続き優勝して、名古屋にスーパーカップを持ち帰りたい」と、有言実行で名古屋勢2連覇を成し遂げ、米国ラスベガスで開催予定のポーカー世界最高峰の大会として知られる「WSOP(ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー)」出場権&遠征費補助など、210万円相当の賞品を獲得した。

 優勝した中根さんは「実感がないんですが(スーパーカップを)持って帰れてホッとしています。まだうれしいという気持ちはないんですが、時間がたてば実感がわくのかと思います。海外の大会は初めてですが、WSOPでも、頑張りたいです」と、ポーカー歴約1年ながらも海外への挑戦に意欲を見せた。

 一方、準優勝となった栄藤さんは「ポーカー初心者として出場し、いつとんでもいいかなって思いながらプレーしたんですが、ヘッズアップまできて、悔しい気持ちもあります。でも、楽しかったです」と、悔しさと同時に満足した表情を浮かべていた。

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