五輪2連覇の大野将平が3度目の全日本挑戦へ

[ 2022年3月25日 18:19 ]

男子73キロ級で2連覇を果たした大野将平
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 全日本柔道連盟は25日、男子の体重無差別で争われる全日本選手権(4月29日、東京・日本武道館)の組み合わせを発表し、東京五輪60キロ級金メダルの高藤直寿(パーク24)、73キロ級金メダルで五輪連覇を果たした大野将平(旭化成)、90キロ級代表の向翔一郎(ALSOK)、100キロ超級代表の原沢久喜(百五銀行)らの出場が決まった。直近の五輪代表4人がエントリーするのは異例の多さ。特に軽中量級の高藤、大野と2人の五輪王者の挑戦は注目を集めそうだ。

 最軽量級の高藤の全日本挑戦は18年以来で、この時は初戦で敗退した。14、17年に出場した大野も5年ぶりの挑戦となる。大野は今月中旬に負ったケガの影響で、世界選手権(10月、タシケント)の最終選考会となる4月2、3日の全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)の欠場が決まっており、3度目の全日本挑戦はケガの回復次第となりそうだ。

 また女子の体重無差別で争われる皇后杯全日本女子選手権(4月17日、横浜武道館)の組み合わせも発表し、東京五輪48キロ級銀メダルの渡名喜風南(パーク24)、57キロ級銅メダルの芳田司(コマツ)がエントリー。女子でも軽中量級からの異例の挑戦に注目が集まる。

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2022年3月25日のニュース