リーグワン浦安・金正奎、連敗ストップへBR東京戦は「フォワードがかなりキーポイント」

[ 2022年3月25日 17:01 ]

練習後の取材に応じた浦安の金正奎
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 ラグビーリーグワンの浦安(旧NTTコム)は25日、1部第11節として行われるBR東京(旧リコー)戦(27日、夢の島)のメンバーを発表した。試合2日前のこの日は、浦安市内にあるチーム施設で調整。先発に名を連ねたクラブ主将のフランカー金正奎(30)は練習後の取材に応じた。

 今季からスタートした新リーグは第10節まで終え、リーグ戦は終盤に突入。浦安は最下位の12位に沈んでおり、現在3連敗中と苦しい状況が続いている。前節の東京SG(旧サントリー)戦も29―69で大敗。「順位は自分たちが求めているものより、かなり遠くなってしまっている。凄く悔しい」。結果を受け止め、真摯に向き合っている。

 落ち込んで下を向いているわけではない。この日の練習では、ロブ・ペニー監督(57)が「ラストウィーク(先週を思い出せ)!」と何度も口にした。大敗を喫した“東京SG戦の反省を思い出そう”との意味ではないという。クラブ主将としてチームをまとめる金は、この言葉の意図をこう説明した。「(空いた)スペースにアタックするだとか、コネクションを持ってディフェンスするとか、先週も良い準備はできていた。(その準備を)今週も(継続しよう)、というポジティブな声掛け」。理想の結果が出ていなくても、チームとして求める軸はぶれていない。

 金はBR東京戦へ「大きな外国人選手が多いので、フォワードがかなりキーポイントになる」と見据える。今節も含めてリーグ戦は残り6試合。「とにかく、一日一日成長していく。自信を持って、一瞬の疑いもなく自分たちのラグビーをできるか(が重要)」。まずは、今節で連敗をストップさせる。

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