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松山英樹 猛チャージ2差2位浮上で青木以来のV射程 7バーディーで大会自己最少63

[ 2022年1月17日 02:30 ]

米男子ゴルフツアー ソニー・オープン第3日 ( 2022年1月15日    ハワイ州 ワイアラエCC=7044ヤード、パー70 )

ソニー・オープン第3日。ショットを放つ松山英樹(AP)
Photo By AP

 6打差5位から出た米通算7勝の松山英樹(29=LEXUS)は7バーディー、ボギーなしで大会自己最少の63をマークし、通算16アンダーの2位に浮上した。通算18アンダーで首位を維持したラッセル・ヘンリー(32=米国)と2打差。当時ハワイアン・オープンだった1983年に青木功が日本人男子初の米ツアー優勝を果たした伝統の大会で、崔京周(チェキョンジュ)(韓国)が持つアジア人最多の米通算8勝目に挑む。

 最終18番で4メートルと微妙な距離のバーディーパットを沈めきると、松山はギャラリーの大歓声に軽く右手を上げてクールに応えた。大会自己最少の63。過去8度の出場で一度もトップ10に入ったことがない苦手としていたコースで、首位の座を視界に捉えた。

 「このコースでこれだけ上位で回れると思っていなかったのでうれしい。楽しみな位置で終われて良かった」

 4つスコアを伸ばして迎えた後半13番。ピン左手前11メートルのロングパットをカップに放り込んだ。14番で下り4メートルを決めてパーセーブすると、15番では4メートルのチャンスを生かす。この日のパット数は25。「ミスパットも入ったので不思議な感覚」というが、「入っているということは悪いことじゃない」とポジティブに捉えている。

 パットのスコアへの貢献度を示す「ストロークゲインド・パッティング」は3日間で全体2位(2・155)の数字だ。今年初戦の前週は13位で終えたが、ショットの状態は上がってきており「パットを決めきることができれば上位に行ける」とにらんでいた松山。その言葉通りに、芝目の強いハワイのグリーンを攻略。54ホールのキャリアベストとなる194で回り、優勝争いに加わった。

 首位を2打差で追う最終日。昨年10月のZOZOチャンピオンシップに続く勝利を手にすれば、崔京周が持つアジア人最多記録に並ぶ米通算8勝目となる。「いいプレーができるようにしたい」。83年の青木功以来となる日本人39年ぶりの大会制覇で、新たな歴史を刻む。

 ▽83年ハワイアン・オープン 第3日を終え首位タイの青木功は最終日最終組で回り、先にホールアウトした首位ジャック・レナー(米国)と1打差の2位で18番パー5を迎えた。優勝にはバーディー以上が必要な状況でティーショットをラフに打ち込み第2打も左ラフに入れてピンチに。しかし残り128ヤードからPWで放った第3打がグリーン上でバウンドしてカップイン。劇的イーグルで逆転し通算20アンダーで日本人初の米ツアー優勝を飾った。

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