“大型新人”笹生 海外メジャー2勝目照準 充実の一年「経験得られた」

[ 2021年12月17日 05:30 ]

新人セミナー修了後、オンラインで取材に応じた笹生(日本女子プロゴルフ協会提供)
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 日本女子プロゴルフ協会の新人セミナーが13日から4日間オンラインで開催された。最終日の16日、2度目の参加となる笹生優花(20=ICTSI)は終了後、取材に応じ「栄養学やSNSの講義がためになった」と話した。

 今年は全米女子オープンを制し米ツアーに本格参戦。東京五輪にも出場した“大型新人”は充実の一年を「いい経験を得られた」と振り返った。来年も米ツアーが主戦場。1月に始まる来季に向け「一番大事になる試合はメジャー」と海外メジャー2勝目に照準を合わせ「スタッツでは、セカンドが良くなかった。まだ学ぶところがある」とアイアンを課題に挙げた。

 渋野、古江も米ツアーに挑戦するが「渋野さんも古江さんも努力している選手。努力した選手が上に行って戦うのは普通」と歓迎した。

 《新人戦V桑木に渋野祝福》前週行われた新人戦を制した桑木志帆は、同じ岡山出身で憧れの先輩の渋野日向子から連絡が来たことを明かした。優勝後にSNSを通じて祝福メッセージが届いたと言い、「“おめでとう”って言っていただけてうれしかった」。本格参戦1年目となる来季に向けて、オフはショートゲームの精度向上と体力強化をメインに取り組む方針。「レギュラーツアーが主戦場になる。1勝して後半戦にも出て、しっかりと戦えるプロになりたい」と目標を掲げた。

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2021年12月17日のニュース