女子76キロ級・鏡 連覇でアジア大会切符、レスリング全日本選手権開幕

[ 2021年12月17日 05:30 ]

<レスリング全日本選手権女子76キロ級決勝>優勝し笑顔の東洋大・鏡(撮影・光山 貴大) 
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 レスリングの全日本選手権第1日は16日、東京・駒沢体育館で行われ、女子76キロ級は鏡優翔(ゆうか、20=東洋大)が山本和佳(19=至学館大)を下して連覇し、アジア大会(来年9月、中国・杭州)への出場が内定した。男子フリースタイル97キロ級は石黒峻士(24=新日本プロレスリング)が初優勝した。

 女子76キロ級は鏡が“金メダルパワー”で接戦を制した。決勝では2点を先取されながら追いつき、最終ポイントを獲得したことで勝利。「攻めて点を取られたけど、自信を失うことなく攻め続けられた」と笑顔を見せた。同じJOCエリートアカデミー出身の須崎が、東京五輪の女子50キロ級で世界一に輝き、鏡は「金メダルを触らせてもらって、私も欲しいと思った」と刺激を受けた。アジア大会後の目標はもちろんパリ五輪。「必ず出場して、最重量級初の金メダルを獲りたい」と力を込めた。

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2021年12月17日のニュース