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東京五輪金メダルの水谷隼 第一線を退いた理由は「ビジュアルスノウ」だった 後悔は「なかった」

[ 2021年12月17日 14:59 ]

水谷隼
Photo By スポニチ

 東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダル、男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32)が17日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。改めて第一線を退いた理由を明かした。

 水谷は10月24日のTリーグ東京の彩たま戦(静岡)に「最後に地元の人の前でプレーしたい」と出場し、現役生活に「一区切り」をつけた。司会の黒柳徹子(88)から「水谷さんが引退を決意なさったときに、『何でそんな早く』って皆思ったんだけど、実は目の病気があったんですって」と振られると、水谷は「2018年の頃から少しボールが見えないような状況が続きまして。最近分かったんですけど、『ビジュアルスノウ』と呼ばれる症状で。これからちょっと回復する見込みもないということで引退を決意しました」と告白した。

 黒柳から「雪が見えるみたいなの」と聞かれると、水谷は「普段こうやって見てるときに、雪が降ってるような状況で、なかなか、特にボールとかをしっかりとものを捉えることができないですね。ボールの周りに雪みたいなざらざらしたものが見えるという状態です」と明かした。それで試合をやっていたのかと問われると、「やってました」と話した。

 誰にも言わなかったのかとの質問には、「ビジュアルスノウとは言ってないですね。ちょっと目の調子が悪いとは言ってたんですけど、ビジュアルスノウと言ったところで分からない人が多いと思うんで。そのときは目薬が5本くらいと飲み薬だったりとか、コンタクトレンズしたりサングラスしたりとか、とにかく1日でも状況が悪くならないように本当に毎日延命するような状況でやってました」と説明した。

 最後の試合では「サングラスもしないでやりたいと思っていたので、五輪のときよりもパフォーマンスが悪かったんですけれど、最終試合は無事に勝つことができて良かったです」と笑顔。「ビジュアルスノウ症候群の方は何人か日本にもいらっしゃるんですけど、なかなか眼科とかに行っても診断されない難しい症状なので、かなり困っている人が多いと思います」とも話した。

 黒柳から「引退なさったとき、後悔はありました」と聞かれると、水谷は「なかったですね」ときっぱり。「オリンピックで金メダルを獲ったっていうのもありますし、自分の競技人生を振り返ったときに、やりきったっていう気持ちの方が圧倒的に多かったです」と胸を張ると、黒柳も「じゃあ、おめでとうございますって言うことですよね」と祝福した。

 今後について水谷は「いま模索しているところはありますね。いろんなお仕事させていただいて、自分がやらなきゃいけないことだったりとか、周りに必要とされていることだったりとか、いろんな意見を聞きながら、自分が何をやるべきなのかと言うのは凄く探しているところです」と力を込めた。

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