ウィザーズが今季初の4連敗 サンズに20点差で敗れて貯金は0 7人離脱のネッツは4連勝

[ 2021年12月17日 13:32 ]

サンズのシャメットをかわしてシュートを放つウィザーズのビール(AP)
Photo By AP

 ロード6連戦の3試合目をアリゾナ州フェニックスで迎えたウィザーズは98―118(前半50―62)で西地区全体2位のサンズに敗れて今季初の4連敗。ブラドリー・ビール(28)が26得点をマークしたものの、ここ8戦では7敗目を喫し、今季の成績は15勝15敗となってついに「貯金」が0となった。

 ウィザーズの20点差以上の敗戦は今季3回目。次戦は8連勝中のジャズ(20勝7敗)とソルトレイクシティー(ユタ州)で対戦するが、11日のこのカードでは98―123の25点差で敗れており、ロード4試合目も苦しい戦いになりそうだ。

 サンズは連勝で23勝5敗。西地区全体首位のウォリアーズとはゲーム差がなくなった。東京五輪の米国代表、デビン・ブッカー(25)が太腿の故障で7試合連続で欠場したが、ガードのクリス・ポール(36)が12得点と6アシストをマーク。ブッカーとともに五輪に出場したセンターのジャベール・マギー(33)が17得点と8リバウンド、先発センターのディアンドレ・エイトン(23)も15得点と10リバウンドを記録してウィザーズを寄せつけなかった。

 東地区全体首位のネッツは地元ブルックリン(ニューヨーク州)で76ersを114―105(前半66―48)で退けて21勝8敗。7選手が新型コロナウイルス感染防止規定の健康安全プロトコルの対象となってチームを離脱しているが、これで4連勝を飾った。

 ケビン・デュラント(33)は34得点、11リバウンド、8アシスト。出場9人中4人が新人選手で、1人はこの日10日間契約を締結したガードのラングストン・ギャロウェイ(30)だったが、この5人で計32得点、21リバウンド、8アシストをマークしてチームの勝利に貢献した。

 76ersは最大20点差のビハインドから第4Qに2度同点に追いついたが反撃もここまで。センターのジョエル・エンビード(27)が32得点を稼いだものの、チームは3連敗となった。

 なおこの日、カナダのトロントで行われる予定だったブルズ対ラプターズ戦は、ブルズにプロトコルの対象者が7人出たために延期となっている。

 ペイサーズに敗れたピストンズは13連敗。ニックスは敵地ヒューストン(テキサス州)でロケッツに勝って連敗を4でくい止めた。

 <16日の結果>
*ネッツ(21勝8敗)114―105 76ers(15勝15敗)
*ペイサーズ(13勝18敗)122―113ピストンズ(4勝23敗)
ニックス(13勝16敗)116―103*ロケッツ(9勝20敗)
*サンズ(23勝5敗)118―98ウィザーズ(15勝15敗)
 *はホームチーム

続きを表示

2021年12月17日のニュース