小林陵侑が今季初戦「飛び出しのパートで苦戦」も2位 第2戦はスーツ規定違反で失格

[ 2021年11月22日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子個人第1戦 ( 2021年11月20日    ロシア ニジニタギル )

個人第1戦で2位に入った小林陵侑
Photo By 共同

 開幕戦で日本のエース小林陵侑(25=土屋ホーム)が128メートル、131メートルの合計243・7点で2位に入った。中村直幹(25=フライングラボラトリー)も130メートル、128・5メートルと好飛躍をそろえ、230・2点で自己最高の4位に食い込んだ。カール・ガイガー(28=ドイツ)が134・5メートル、133メートルの252・4点で通算10勝目を挙げた。小林は21日の個人第2戦では予選でスーツの規定違反のため失格となった。

 北京冬季五輪で金メダルを狙う小林陵が上々のスタートを切った。風の条件が目まぐるしく変わった今季初戦で、安定した飛躍を2回そろえて2位を確保。「完璧ではないけど、表彰台にも立てたので満足している」と喜んだ。

 1回目は有利な向かい風が弱まった場面で飛んだが、K点(120メートル)を8メートル越えて3位と表彰台圏内につけられたことが大きかった。2回目は条件にも恵まれ、飛距離を3メートル伸ばして順位を上げた。

 冬仕様の助走路では10本程度しか練習できずに現地入り。「心構えはできていたが、やっぱり結構違う。飛び出しのパートで苦戦している」と語ったように、絶好調だった夏からの移行にまだ試行錯誤している。宮平ヘッドコーチは「ちょっとした重心の位置の違い」を指摘。助走姿勢で尻が下がり、力を伝え切れていない面があるという。

 それでも表彰台に立てたのは地力の高さの証明でもある。「まだ始まったばかりなので、ちょっとずつ」。焦らず、着実に状態を上げていく。

 ≪昨季まで最高13位の中村が4位大健闘≫昨季まで13位が最高だった中村が、初戦で4位と大健闘した。1回目はヒルサイズまで4メートルに迫って6位。重圧がかかる2回目も好飛躍を決めて順位を上げ「技術や自分のやるべきことにフォーカスできた」と胸を張った。自身が立ち上げた会社で最高経営責任者(CEO)を務める25歳。今夏は本場の欧州で約2カ月間、多くのジャンプ台を飛んで武者修行した。「昨季とは全然違う感じがする。自分のやってきたことが間違いじゃなかったというのは自信になった」と成果を口にした。

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