賞金ランク1位・萌寧と2位・古江の差は変わらず 女王争いは最終戦へ

[ 2021年11月22日 05:30 ]

女子ゴルフツアー大王製紙エリエール・レディース最終日 ( 2021年11月21日    愛媛県 エリエールGC松山=6545ヤード、パー71 )

<エリエールレディース最終日>1番、バーディーを決める稲見萌寧(撮影・井垣 忠夫)
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 賞金ランク1位・稲見萌寧(22=都築電気)と同2位・古江彩佳(21=富士通)はともに通算8アンダーの19位。賞金女王争いは今週の最終戦に持ち越しとなった。

 賞金女王レースの行方は首位を走る稲見絶対優位のまま最終戦のツアー選手権(優勝賞金3000万円)へもつれ込む形になった。

 今大会で賞金ランク2位・古江が稲見を上回れなかったため2人の賞金差は大会前と同じ約1700万円のまま。古江は最終戦で単独2位(賞金1800万円)以上の成績を残さなければ、稲見の賞金女王が確定する。仮に古江が単独2位でも稲見が単独13位(同108万円)なら稲見、古江が優勝しても稲見が単独2位なら稲見が賞金女王となる。

 「意識するのは最終戦の最終日。そんな感じです」と稲見。痛めた腰の状態を考え、きょう22日は宮崎で休養するという。一方、追い込まれた古江は「気持ち的にそこ(優勝)しかないと考える方が楽」と覚悟を決めて攻めの姿勢で最終戦に臨む。

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