東京SGにまた大物 現役オールブラックスのマッケンジーが加入 ラグビーリーグワン

[ 2021年11月22日 16:02 ]

 ラグビーリーグワンの東京SGは22日、ニュージーランド代表SO/FBで通算40キャップを持つダミアン・マッケンジー(26)の新加入を発表した。昨季のボーデン・バレットに続く現役オールブラックスの加入で、来年1月7日に開幕する新リーグで初代王者を目指す。

 ニュージーランド南島最南端の町、インバーカーギル出身のマッケンジーは、15年にチーフスでスーパーラグビー(SR)デビュー。1メートル77、78キロと決して体は大きくないものの、緩急あるランプレーやディフェンスに定評がある。19年W杯でも代表入りが有力視されていたが、同年4月に膝を故障し、日本行きを逃した。この秋は同国代表としてラグビーチャンピオンシップや欧州遠征に参加。また、プレースキックの前にゴールポストとボールを交互に見ながらニヤリと微笑む“ルーティン”も有名で、日本でも“微笑みの貴公子”がゴールを狙うシーンが見られそうだ。

 マッケンジーはチームを通じ、「日本で新しく開幕するジャパンラグビーリーグワンに参戦する東京サントリーサンゴリアスのメンバーに加わることを楽しみにしています。新たなチームメイトに会い、サンゴリアスの文化に貢献し、日本のファンと交流できることが待ちきれません。私はアタッキングラグビーが大好きで、エキサイティングなプレーが出来ることを楽しみにしています。また、グラウンド外では、日本の文化に体験できることも楽しみにしています。近いうちに、満員のスタジアムでお会い出来ることを願っています。ありがとう」とコメントした。

 東京SGは来年1月8日の開幕節で、BL東京と東京・味の素スタジアムで対戦する。

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2021年11月22日のニュース