鍵山GP連勝で初ファイナル!佐藤とワンツー 後半ミス「実力が足りない部分は多く感じられた」

[ 2021年11月22日 05:30 ]

フィギュアスケート グランプリシリーズ第5戦 フランス杯最終日 ( 2021年11月20日    グルノーブル )

男子で優勝した鍵山のフリーの演技(AP)
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 男子で昨季の世界選手権銀メダルの鍵山優真(18=オリエンタルバイオ・星槎)がフリー185・77点をマークし、合計286・41点で今季GP2連勝を飾った。前日のショートプログラム(SP)、フリーともトップでそろえ、GP通算3勝目。シリーズ全6戦の上位6人で争われる12月のファイナル(大阪)への初出場が決まった。佐藤駿(17=フジ・コーポレーション)が264・99点でGP初の表彰台の2位に入り、日本勢の同年代でのワンツーとなった。

 演技後の鍵山は、悔しそうに何度も右足を叩いた。GP2連勝で初のファイナル切符。それでも、納得の演技ができなかったことで頭がいっぱいだった。「優勝できたことは良い経験になった」と語る一方で「演技後半がひどくて、できることなのにミスしてしまった。気持ち、根性が足りなかった」と自己評価は厳しかった。

 完成度を求め、大技4回転ループを回避。冒頭の4回転サルコー、続くトーループの4回転―3回転を決めたが、後半の単発の4回転トーループなどで着氷が乱れ、3回転半で回転が抜けるなど新たな課題も出た。2週前のイタリア杯ではSP7位と出遅れながら、フリーで大逆転劇。その反省を踏まえ、今回はSP100点超えを果たしたが、2つを完璧にそろえるのは難しい。「実力が足りない部分は多く感じられた」と足元を見つめた。

 チェンや宇野が出場するファイナルでの挑戦権を得た。「日本開催でとても出たかった試合」と語りつつ「今の自分にファイナルで優勝を争う実力があるかと言われたら、まだそうでもない」と冷静に自らを見つめる。「もっともっと練習して4回転ループや、後半でも良いジャンプが跳べるように」。古代ローマの剣闘士がテーマの「グラディエーター」を演じた若武者は、勝ってかぶとの緒を締め直した。

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