日大VS東海大 全勝対決は両校譲らずドロー 関東大学ラグビー

[ 2021年11月22日 05:30 ]

関東大学ラグビー リーグ戦1部   日大19ー19東海大 ( 2021年11月21日    夢の島 )

<東海大・日大>全勝対決は引き分けで試合終了(撮影・篠原 岳夫)
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 リーグ戦1部の4試合が行われ、日大と東海大の全勝対決は両校譲らず19―19で引き分けた。後半は一時リードした日大だが、終盤に1トライを返され逃げ切れず。それでも4連覇を目指す王者を苦しめ、進出が決まっている全国大学選手権に向けて勢いをつけた。また大東大は専大に勝って3位が確定、大学選手権進出を決めた。

 日大は後半に一時リードも終盤に追いつかれて引き分け。中野克己監督は「1年間取り組んできたことを出せた部分があり、やられた部分もある」と振り返った。前半33分には得意のモールでトライを奪ったが、その後は相手の抵抗や自分たちのミスで好機を逸した。その分は後半8分にパワフルなランプレーでトライを挙げたWTB水間(3年)らバックスで2トライ。最終戦となる28日の法大戦を終えて勝ち点が並んだ場合、総得失点差争いとなり不利な状況だが、フランカー飯田主将(4年)は「勝ち点5を取りにいきたい」と言い切った。

 ≪相手に押されリズム乗れず≫東海大は接点で想定以上に激しい相手に食い込まれて反則も多発し、攻撃でリズムに乗れず。残り3分、連続攻撃で防御を崩し、FB野口(4年)のトライで引き分けたが、木村季由(ひでゆき)監督は「日大のアグレッシブなプレーでリズムを最後までつくれなかった」と話した。28日の流通経大戦(秩父宮)で勝ち点5を取れば、4連覇の可能性大。ジョーンズ主将(4年)は「次の試合に向けて課題は明確。修正したい」と話した。

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2021年11月22日のニュース