渋野 スコア伸ばすも2週連続優勝は厳しい状況に「悔いを残さないよう頑張りたい」

[ 2021年11月6日 14:44 ]

女子ゴルフ TOTOジャパンクラシック第3日 ( 2021年11月6日    滋賀県 瀬田GC北C=6616ヤード、パー72 )

<TOTOジャパン第3日>3番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・井垣 忠夫)
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 通算1オーバーの38位から出た渋野日向子(22=サントリー)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算3アンダーで順位を大きく上げた。

 1番パー5で第3打を1・5メートルに運んでバーディー発進。2番で3パットのボギーとしたが、5番で1・5メートル、6番で1メートルを決め勢いをつけた。インの後半も10番パー4で残り93ヤードからの第2打をピンそばに寄せる会心のショットでバーディー。13番でも伸ばすなど好スコアをマークした。

 ホールアウト後の会見では、練習での感触は良くなかったと明かし「ウエッジ52度のアプローチで3つ(バーディー)を取れた。ラッキーな1日」と振り返った。第1ラウンドの後半からパットの不調に悩まされていたが、「昨日は上りのラインでも緩みがちだったので、打ち切ろうと思って。1個3パットもありましたが、それ以降はパッティングは良かったと思います」と分析した。

 上位もスコアを伸ばし、2週連続優勝は厳しい状況になった。それでも「個人的には良い感触ではない。明日は今日よりいい位置で終われるように、悔いを残さないよう頑張りたい」と前向きに話した。

 前日最終ラウンドを終えたプロテストでは、母校の作陽高(岡山)から尾関彩美悠、成澤祐美ら4人が合格。「やっぱり自分の身近な人が合格するのはうれしいですし、同じ舞台で戦えるのは楽しみだなと思いながら感慨深くなっていました」と喜んでいた。

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