下克上狙うHonda、代走・菱谷の積極走塁でタイブレーク制す「強気にいった」

[ 2021年11月6日 13:40 ]

日本女子ソフトボールリーグの決勝トーナメント   Honda1―0豊田自動織機(タイブレーク8回) ( 2021年11月6日    福島・あづま球場 )

Honda先発ジェイリン・フォード(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 日本女子ソフトボールリーグの決勝トーナメント(スポニチ後援)が6日、福島市の福島県営あづま球場で開幕し、第1試合はリーグ戦5位から日本一を目指すHondaがタイブレーク8回までもつれた末、1―0で豊田自動織機を下した。次戦は同日午後3時からリーグ3位の日立と戦う。

 Hondaが菱谷の積極走塁で接戦を制した。7回まで両軍が無得点でタイブレークに突入し、8回無死二塁。大西監督が「足が速くて判断力がある」と二走に代走の菱谷を送り込んだ。すると、この回の先頭だった代打・松本の初球に相手のピックオフプレーでミスを誘い、菱谷は「一発勝負だと思って強気にいった」と一気に生還。この1点が貴重な決勝点となった。

 指揮官は「苦しい展開が続いたけど、運も実力のうち」と振り返り、下克上へ向け「この勢いをつなげていきたい」と語った。

続きを表示

2021年11月6日のニュース