京産大が開幕5連勝で23季ぶりVへ大前進 三木皓正が終了間際に逆転トライ 同大はV争い後退

[ 2021年11月6日 14:02 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第5節第1日   京産大22―19同大 ( 2021年11月6日    奈良県天理市・天理親里競技場 )

<同大・京産大>後半、トライを決め喜びを爆発させる京産大・三木(右から2人目)ら(撮影・坂田 高浩)
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 京産大が試合終了間際に逆転勝ちし、開幕5連勝とした。17―19の後半35分すぎ、自陣からの攻撃。同大バックスが1人が飛び出したギャップを突き、No・8藤井楓(4年)が中央右サイドをブレーク。連続攻撃で押し寄せ、最後はフランカー三木皓正(2年)がインゴールに抑えた。試合終了間際の劇的な勝利だった。

 後半は同大に主導権を握られながらも、体を張ったディフェンスでピンチを何度も脱出した。広瀬佳司監督は「3点差で勝ったが、どっちに転ぶか分からないゲーム。選手が苦しい時間に耐えてくれた。FWが同大のプレッシャーによく耐えてくれた」とねぎらった。

 勝ち点23で首位堅守。23季ぶりVへ大きく前進した。

 同大は7点差以内の敗戦でボーナス1点が付き、勝ち点16。6季ぶり優勝が厳しくなった。

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2021年11月6日のニュース