稲見萌寧 腰痛に耐え67「最後までできて良かった」急浮上5位 痛み止め飲んでショット安定

[ 2021年11月6日 05:30 ]

女子ゴルフツアー TOTOジャパンクラシック第2日 ( 2021年11月5日    滋賀県 瀬田GC北C=6616ヤード、パー72 )

10番で渋野日向子(右)とおにぎりをほおばる稲見萌寧(撮影・成瀬 徹)
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 24位から出た賞金ランクトップの稲見萌寧(22=都築電気)が腰痛に耐えながら5位に急浮上した。いずれも3メートル前後のチャンスを沈め、1番から3連続バーディー発進するなどこの日ベストスコアの67をマーク。「昨日とショットは変わらなかったけど、最初の方でパターが改善できた。そこがスコアにつながった」と淡々と振り返った。

 2週前に腰痛が悪化して途中棄権し、前週は欠場。痛み止めを飲みながらのプレーで「何とか薬が持ってくれた。最後までできて良かった」と安堵(あんど)した。朝はショット練習ができず、ラウンド中も何度もしゃがんで腰を伸ばすなど万全の状態には遠いが、2日間のパーオン率は全体1位(88・89%)と武器のショットは安定。賞金女王争いに加え、節目の通算10勝目への期待もかかるが「その日その日に全力を尽くすことが一番。ちゃんと最後まで回り切りたい」と語った。

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