小池 10秒19で男子100制すも「残念なレース」、スタート出遅れた

[ 2021年9月26日 05:30 ]

陸上 全日本実業団対抗選手権第2日 ( 2021年9月25日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

<陸上・全日本実業団対抗選手権男子100メートル決勝>優勝した小池は場内の声援にこたえる
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 男子100メートルは小池祐貴(26=住友電工)が10秒19(向かい風0・5メートル)で優勝した。予選で10秒43(向かい風1・1メートル)の山県亮太(29=セイコー)と、同10秒36(向かい風0・8メートル)の多田修平(25=住友電工)は大事を取って決勝を棄権。東京五輪男子100メートルトリオの対決は実現しなかった。

 小池の100メートル今季最終戦は「残念なレース」で終わった。予選は全体1位の10秒24(無風)。山県、多田の棄権で主役に躍り出た決勝は、“位置について”で、右ふくらはぎがつりかけた。静止できずスタートをやり直し。仕切り直しの号砲は「怖くてゆっくり出た」と出遅れた。猛追での優勝は自己記録9秒98の底力。ただし、10秒19には不満が残った。26日の200メートルを控えるものの視線は来季。短距離勢全員が予選落ちした東京五輪の後、山県、多田らと世界との差を見つめ直した。「満場一致で体だな、という結論に至った」。22年へ筋肉の鎧(よろい)をまとう。

 《多田、山県は決勝棄権》決勝を棄権した五輪代表の看板選手2人はすでに来季を見据えている。多田は初優勝した6月の日本選手権と同じ舞台で22年世界選手権の参加標準記録(10秒05)突破も視野に入れていたが「予選を見て突破はちょっと厳しいなと思った。今回決勝は走らずしっかり休んで冬季に備える形を取った」と説明。右膝の痛みが出た山県は「膝に負担をかけない中でベースアップすることが大事」とフィジカル強化へ意欲を示した。

 《棒高跳び日本記録保持者、引退表明の沢野7位》今大会での現役引退を表明している男子棒高跳びの日本記録保持者、沢野大地(41=富士通)が5メートル20の7位タイで28年の選手生活を終えた。「41歳まで続けられて幸せな競技人生だった」と万感の思いを語った。五輪には3大会出場。リオ五輪では日本勢64年ぶりの7位入賞を果たすなど第一人者としてけん引してきた。今後は指導者として若手の指導に当たる。「記録だけではなく、強さを持った選手を育てたい」と話した。

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