河本 アマVあるぞ4位タイ浮上!“銭湯態勢”で63、前日9打のショック洗い流した

[ 2021年9月26日 05:30 ]

男子ゴルフツアー パナソニック・オープン第3日   ( 2021年9月25日    京都府 城陽CC=6967ヤード、パー72 )

10番、ティーショットを放つ河本(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に6打差の23位から出た女子プロゴルファー・河本結(23=リコー)の弟・力(21=日体大4年)がこの日のベストスコア63で回り、首位と1打差の通算14アンダー、4位タイに急浮上。世界アマチュアランク1位・中島啓太(21=日体大3年)と同じ位置からツアー史上5人目のアマチュア優勝を目指す。大岩龍一(23=ディライトワークス)、永野竜太郎(33=フリー)、芦沢宗臣(26=田辺CC)が通算15アンダーの首位で並んでいる。

 規格外の飛距離だ。5番パー5では360ヤード超えのビッグドライブをぶっ放し、202ヤードの第2打を6Iでグリーン手前のカラーまで運んで楽々バーディーを奪った。1メートル83、85キロの恵まれた体格を生かしたその名の通りの力自慢。河本が倉本昌弘、石川遼、松山英樹、金谷拓実に続く5人目のアマチュアVへ、1番から5連続バーディーを奪うなど63の猛チャージを見せた。

 「ティーショットが良かった。昨日の分は取り返しました」

 前日にOBとロストボールで「9」を叩いた16番パー5では2I、4Iと慎重につなぎ、グリーン右手前からのバンカーショットを3メートルに寄せてリベンジ・バーディー。「パー狙いだったので最高です」と笑った。

 ミスとはいえ、規定の捜索時間をわずか10秒超過したためロスト扱いになった16番の大トラブル。精神的な落ち込みは激しかったが、そこから立ち直るためとった方法もまた、規格外だった。

 ホールアウト後、電話したのは日本ツアー48勝の“レジェンド”中嶋常幸。中嶋から経験談を基にした気持ちの切り替え法を伝授されると、次は松山英樹のコーチでもある目澤秀憲氏、そして、最後は姉・結。この3人の言葉で気分は晴れ晴れ、さらに1学年後輩の中島とスーパー銭湯へ出向いた。気の置けない仲間と温泉につかり肉体面もリフレッシュ。9打のショックは洗い流した。

 「そんな簡単ではないので」と最終日を前に慎重に言葉を選んだが、首位から2打差の上位6人にV経験者はいない。V争いは5位に残った昨年の日本オープンで経験済み。快挙達成へ絶好の好機だ。

 ◇河本 力(かわもと・りき)2000年(平12)3月3日生まれ、愛媛県出身の21歳。女子プロの姉・結の影響で5歳からゴルフを始める。愛媛・松山聖陵高2年時の17年に全国高校ゴルフ選手権春季大会で優勝。昨年の日本オープンでは5位に入り、ローアマチュアに輝いた。得意クラブは1Wで平均飛距離は300ヤード。1メートル83、85キロ。血液型O。

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