男子やり投げのレジェンド村上幸史が引退表明「幸せだった」 09年世界選手権で銅メダル

[ 2021年9月26日 15:55 ]

陸上・全日本実業団対抗選手権最終日 ( 2021年9月26日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

<陸上・全日本実業団対抗選手権最終日 男子やり投げ>村上幸史は現役最後の試合に臨んだ
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 09年ベルリン世界選手権で、日本勢男子やり投げ初の銅メダルを獲得した村上幸史(41=テック)が現役引退を表明した。13年に自己記録85メートル96を出したかつての第一人者はこの日、68メートル63で15位。競技終了後、今大会に出場した経緯を説明した。

 「きょうが最後だった。昔から同じ舞台で戦ってきた選手と、一緒に競技ができたことが幸せだった。体力的には引退をしていたが、気持ち的な部分で、選手としてしっかり投げたいと思って、この大会に出させてもらった」

 04年アテネ、08年北京、12年ロンドンの五輪3大会に出場し、日本選手権は12連覇をした。ヤンマースタジアム長居が現役最後の舞台になり、「07年世界選手権が開催された場所。そこから世界を目指そうと決意した。自分がはっきり世界を目指そうと思った場所で、(最後の)競技をできたことが幸せだった」と万感の思いに浸った。

 全盛期は国内に敵なしだった。しかし、現在は、ディーン、小南、小椋、新井といった80メートル台を投げる選手がいる。後進には「裸同士でぶつかりあうような世界ができれば、いつの間にか世界が近付いてくる」と切磋琢磨するようにエールを送った。
 今後は「自分がやってきたことを伝えられる場所があれば積極的に参加したい。陸上競技に携われれば一番幸せだが、これから考えたい」と具体的には決まっていないとした。

 日大助教授だった17年に週刊誌でプライベートの問題を報じられた。この試合までは兵庫県を拠点にして練習をしていたという。 

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