宮田将吾が2冠達成で「しゃあ~!!」 ショートトラック全日本距離別選手権

[ 2021年9月26日 16:21 ]

第32回全日本ショートトラックスピードスケート距離別選手権大会 男子1000メートルで優勝した宮田将吾
Photo By 代表撮影

 スピードスケート・ショートトラック全日本距離別選手権の最終日が26日、長野県の帝産アイススケートトレーニングセンターで行われ、1000メートルの男子は宮田将吾(18=阪南大)が初優勝した。前日の1500メートルで2位、500メートルで優勝しており、2冠を達成した。

 1000メートルの決勝は中盤まで4番手に位置していたが、1人ずつかわしていき、最終周でトップに立った。ゴールを駆け抜けた瞬間には「しゃあ~!!」と歓喜の雄叫び。大会後に発表されたW杯1~4戦のメンバーにも選出され、北京五輪出場にも前進した。
 「最後、気持ちよく終われて良かった。レース展開は思いついていなかったけど、直感を信じて動きました」

 日本のショートトラック界において五輪でメダルを獲得したのは、98年長野五輪の西谷岳文(男子500メートル金メダル)、植松仁(男子500メートル銅メダル)が最後。阪南大の大先輩でもある西谷に憧れる18歳は「自分も金メダルを獲りにいきたい」と目を輝かせた。

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2021年9月26日のニュース