早大 1年生コンビで連勝、宮尾&佐藤 ともに2トライで日体大圧倒

[ 2021年9月26日 05:30 ]

ラグビー 関東大学対抗戦Aグループ   早大96―0日体大 ( 2021年9月25日    上柚木陸上 )

<早大・日体大>前半、トライを決める早大・宮尾(撮影・白鳥 佳樹)
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 対抗戦Aグループの2試合が行われ、早大は96―0で日体大を下し、開幕2連勝で勝ち点10とした。2戦連続で先発したNo・8佐藤健次、SH宮尾昌典の1年生2人が、それぞれ2トライずつを挙げる活躍。大学ラグビー界屈指のタレント軍団の中で、早くも存在感を発揮している。帝京大も青学大に完封勝利し、開幕2連勝で勝ち点9とした。

 大学生になって半年とたたない2人がトライショーで競演した。先に魅せたのは佐藤だ。前半3分。残り10メートルでパスをもらうと、1人目のディフェンスをバックス顔負けの左ステップでかわし、最後は2人に絡まれながら先制トライ。負けじと宮尾は同21分に1本目を奪うと、さらに5分後に同じくステップで相手を振り切り2トライ目。フル出場の佐藤は後半終了間際にもスクラムから持ち出し、今季通算4トライまで積み上げた。

 「大学に入り(コーチ陣に)ショートステップを踏んで自分の間合いで当たれと言われてきた。それが出た」と佐藤。桐蔭学園時代は1メートル77、98キロのフィジカルだけで相手を吹き飛ばしたが、大学レベルでは“並”のサイズ。半年間の成長の跡を見せれば、宮尾も「攻撃的なところ」という強みを発揮した。

 日本代表の予備軍に選出されたワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)は02年生まれの同世代。2人も大学レベルで満足することなく上を目指す。

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2021年9月26日のニュース