西村優菜が大会新15アンダーで初の完全優勝、2週連続V「ギャラリーの前で優勝も初めてなのでうれしい」

[ 2021年9月26日 17:26 ]

女子ゴルフ ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン最終日 ( 2021年9月26日    宮城県 利府GC=6591ヤード、パー72 )

<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン・最終日>優勝トロフィーを手に笑顔の西村(撮影・吉田 剛)
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 西村優菜(21=スターツ)が4バーディー、2ボギーの70で回り、大会コースレコードを1打更新する通算15アンダーで初日からの首位を守り、初の完全優勝を飾った。逃げ切り優勝も2週連続Vも自身初。今季4勝目、ツアー通算4勝目。21歳53日での4勝到達は歴代8位の年少記録となる。

 ギャラリーが取り囲む18番グリーン。1メートルのウイニングパットを沈めた西村は笑顔で両手を突き上げた。「苦しいラウンドだったけど、後半は自分自身をコントロールしながらプレーできた。2週連続優勝も、ギャラリーの前で優勝するのも初めてなのでうれしい」。初めて観客の前でトロフィーを掲げ感慨に浸った。

 過去3勝がいずれも逆転という「逆転の女王」が初の「逃げ切り優勝」に挑んだ。首位で最終日に臨むのは昨年の日本女子プロ選手権以来。その時は76を叩き7位に沈んだ。

 今回は5打のアドバンテージがあったにもかかわらず「5打差を大きな差と感じられず自分のプレーに集中できなかった。逃げ切りの難しさを感じた」。

 4番でバーディー先行も5番で今大会初のボギー。8番パー5もミスが相次ぎボギーとしリードはわずか2打に。「8番はバーディーホールのボギーだったのでショックだった。焦りがあった」。

 続く9番でも第2打が逆風にあおられグリーンに届かずピンチを迎えた。しかし「ここを耐えないと流れが来ない。しっかりパーを取ろう」と強い気持ちで2・5メートルのパーパット沈めて、悪い流れを断ち切った。

 初日から首位を譲らない完全優勝も2週連続優勝も初めて。現在賞金ランキング3位で、同1位の稲見萌寧とは獲得賞金で約5350万円の差がある。「萌寧ちゃんはうますぎるのでなかなか追いつけない。一緒に回る機会も多くなるのでいいものを盗んで追いつけるように頑張りたい」と謙虚に語るが、既に東京五輪銀メダリストのライバル候補だ。

 次週の日本女子オープンではメジャー2勝目を目指す。今年と同じ烏山城CCで開催された16年大会では高校1年生ながら6位に入った。「レギュラーツアーが初めてで、怖いもの知らずだった。5年たってどう感じるか、わくわくしている」。5年分の進化を証明するつもりだ。

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