東京五輪代表の青木益未が2冠 女子100メートル障害も大接戦で制す

[ 2021年9月26日 15:17 ]

陸上 全日本実業団対抗選手権最終日 ( 2021年9月26日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

青木益未(撮影・北條 貴史)
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 女子100メートル障害決勝は、東京五輪代表の青木益未(27=七十七銀行)が13秒34(向かい風0・5メートル)で制し、100メートル優勝に続いて2冠を果たした。青木は「2種目勝てたのはうれしいが、もう27歳。1大会で2種目出るのはこれで最後にしようと思って2冠できた」と笑顔を見せた。

 大接戦だった。2位の福部真子(日本建設工業)とは0秒01差。途中から隣の福部が視界に入っていたといい「やばい、やばいぞと。ものすごく、横を見ながら考えながら走っていた」。それでも五輪代表の意地で先着。「すごく緊張していた。勝てたのはうれしい」と胸をなで下ろした。

 今後は10月の田島記念への出場を予定していたが疲労を考慮してキャンセルするつもりだという。「今回の大会でものすごく疲れた。残りは日体大記録会で走り幅跳びに出ようかなと思っています」と話していた。

 青木は25日の女子100メートル決勝で自己ベストとなる11秒60(向かい風0・1メートル)で優勝していた。

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2021年9月26日のニュース