羽田空港到着まで35時間 アルゼンチン在住のAP通信カメラマンが長旅を写真で公開

[ 2021年7月21日 09:50 ]

東京五輪

ピサレンコ・カメラマンがチェックインした東京・有明のホテルの部屋から見る夜景(AP)
Photo By AP

 アルゼンチン在住のAP通信のカメラマン、ナターシャ・ピサレンコさんが同国のブエノスアイレスを出発して東京・羽田空港に到着するまでの光景を写真に収めて公開した。

 地理的に南半球のアルゼンチンから北半球の日本まではどの国よりも移動距離が長いとあって、出発から到着までに要した時間は実に35時間。同カメラマンはその間の様子を各所でフレームに収めた。

 アルゼンチンでの新型コロナウイルスの感染者はわずかに減少傾向にあるとは言え、出発直前となった19日の新規感染者は1万2764人。出発前に検査を受けたあと搭乗ゲートに向かうと、そこには全身防護服に身を包んだ乗客たちが待っていた。機内ではマスク着用が必須。しかしフランクフルトまでは、少なくとも1人は機内でも防護服を着たままだった。

 そして羽田空港に到着すると、今度は取材許可証の手続きに入り、それが終わるとバスでタクシー乗り場まで連れていかれ、そこから東京・有明のホテルに到着。ちなみにこの配信記事の中では最後にこう書かれている。

 「狭い部屋は彼女の荷物と装備の量を考えると不向きだが、窓の外には東京の夕暮れ時の心地よい風景が広がっていた」

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月21日のニュース