卓球五輪代表 中国と同時刻の公式練習で緊迫ムード

[ 2021年7月21日 18:03 ]

石川佳純
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 東京五輪の卓球男女日本代表が21日、本番会場の東京体育館で公式練習を行った。日本代表の公式練習は19日に続き2度目。2日前はシンガポールと同じセッションに行われたが、この日は最大のライバルである中国と同じセッションに行われ、東京体育館には何とも言えない緊迫した空気が流れた。

 公式練習では縦に並んだ4つのコートのうち、日本が真ん中の2コート、中国が外側の2コートを使用。日本が中国勢に挟まれる形となった。男子の張本智和(木下グループ)、女子の伊藤美誠(スターツ)ら選手はリラックスした表情だったが、女子が練習を始めると、隣のコートの中国のコーチは自国選手の練習をそっちのけで伊藤や石川佳純(全農)の練習を凝視。女子代表の馬場美香監督も対抗のためか、一時は中国勢の練習に視線を向けるなど、23日の開幕前に早くも臨戦モードとなっていた。

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2021年7月21日のニュース