テコンドー代表が入村、鈴木兄弟「必ず金メダル」山田は「集大成」

[ 2021年7月21日 16:02 ]

会見するテコンドーの鈴木セルヒオ(右)と鈴木リカルド
Photo By 代表撮影

 東京五輪に出場するテコンドー代表が21日、選手村の入村会見を行った。男子58キロ級の鈴木セルヒオ(東京書籍)、68キロ級の鈴木リカルド(大東大)、女子49キロ級の山田美論(城北信用金庫)、57キロ級の浜田真由(ミキハウス)の4選手が登壇した。

 兄弟でともに晴れ舞台に挑む兄のセルヒオは「夢にまで見た舞台。いざ出るとなると本当に出られるんだなと。ここまで来たからには金メダルを必ず獲ります」と意気込み、弟のリカルドは「少し緊張しているが、ワクワクもしている。たくさんの人たちに支えてくれたので恩返ししたい。親もボリビアから来るので、最高のプレゼントをあげたい」と話した。

 山田は「初めてなので緊張している。しっかり勝つ準備をして臨みたい。やっとここまで来られた。今回は集大成。私が金メダルを獲ったところをお世話になった方々に見ていただけたら」と語り、浜田は「いつもは海外では空港からバスで不安だが、今日は安心感のある風景だった。良いスタートが切れた。小学校3年からの夢だった金メダルをかなえたい」と3度目の大舞台を見据えた。

 日本代表はコロナ下の中、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターでの長期合宿で腕を磨いてきた。テコンドーは24日から27日まで千葉・幕張メッセで行われ、日本勢は24、25日に登場する。

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2021年7月21日のニュース