安藤 2位で女子1万五輪出場権!「自分を信じて走れたので良かった」

[ 2021年5月4日 05:30 ]

東京五輪代表選考会兼陸上日本選手権1万メートル ( 2021年5月3日    静岡市・静岡スタジアム )

女子1万メートルで2位になり、表彰台でメダルを手に笑顔を見せる安藤友香
Photo By 共同

 女子の2位で初の五輪代表を勝ち取った安藤は「切符を獲りたいという思いで取り組んできた。自分を信じて走れたので良かった」と胸をなで下ろした。16年リオ五輪出場権を懸けた日本選手権1万メートルは13位に沈んだ。移籍も経験し、東京五輪マラソン出場を目指したが失敗。背水の陣で臨んだ一戦で最高の結果を出した。手をぶらんと下げる“忍者走り”が印象的な27歳は「五輪はやり残したことがないというレースをしたい」と意気込んだ。

 ◆安藤 友香(あんどう・ゆか)1994年(平6)3月16日生まれ、岐阜県海津市出身の27歳。シドニー五輪女子マラソンで金メダルの高橋尚子さんに憧れて陸上を始めた。17年ロンドン世界選手権にマラソンで出場。19年2月にスズキ浜松AC(現スズキ)からワコールに移籍し、20年名古屋ウィメンズでは2位。自己ベストはマラソンが2時間21分36秒。

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