Bリーグ・大阪 逆転勝ちで初のチャンピオンシップ出場権へあと1勝

[ 2021年4月29日 05:30 ]

B1リーグ第31節   大阪91-85横浜 ( 2021年4月28日    おおきにアリーナ舞洲 )

無観客試合でリモート応援してくれたファンに「応援ありがとうございました」のボードで感謝を伝える大阪の選手たち
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 プロバスケットボール男子・Bリーグの第31節が28日、おおきにアリーナ舞洲で行われ、B1西地区2位の大阪は横浜に逆転勝ちし、初のチャンピオンシップ出場権を得る自地区3位以内確定まであと1勝と迫った。新型コロナウイルス感染症の影響により中止になっていた3日の代替試合で、4日のGAME2は代替可能試合日がないため消滅となっている。

 前半を37―48とリードされた苦しい展開だったが、後半はディフェンス面の修正から追い上げ体勢に入った。第3Qの後半はディージェイ・ニュービルの3ポイントシュート連続成功で猛追。第4Qは中村浩陸が体勢を崩しながらのシュートを決め逆転に成功した。

 ホームでの大事な試合を勝ちきり、マンオブザゲームに選ばれたアイラ・ブラウンはダブルダブルの活躍。試合後のインタビューでは「サイコウデース」と日本語で叫んだ、会見では「(チャンピオンシップの)大阪での開催権(地区2位)を目指してやっている」と話し、無観客での難しい試合については「まるで練習試合だった」と振り返りながらもリモート観戦するファンに勝利を届けられたことを喜んだ。

 チームは、2日に所属選手の新型コロナウイルス感染症の陽性が判明したことで3、4日に予定されていた横浜ビー・コルセアーズ戦が中止になった。さらに8日に選手10人、スタッフ2人の計12人が濃厚接触者と判定されたと発表。10、11日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦(ドルフィンズアリーナ)、14日の広島ドラゴンフライズ戦(おおきにアリーナ舞洲)および17、18日の琉球ゴールデンキングス戦(沖縄アリーナ)の5試合が中止となっていた。

 活動再開は17日。3月24日の滋賀レイクスターズ戦以来の実戦となった24、25日の三遠ネオフェニックス戦(豊橋市総合体育館)は連勝していた。

 次の試合は5月1日のホームでの滋賀戦。まずは3位以内を決めてさらに勝利の上積みに挑む。

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