山県亮太が10秒14で優勝「地元のレースで勝ててホッと」今後は五輪参加標準狙う

[ 2021年4月29日 15:56 ]

陸上 第55回織田幹雄記念国際大会 ( 2021年4月29日    エディオンスタジアム広島 )

<織田記念陸上>男子100メートル決勝 桐生祥秀(左から2人目)らを破り、10秒14のタイムで優勝を飾った山県亮太(右)=撮影・北條 貴史
Photo By スポニチ

 男子100メートル決勝は山県亮太(28=セイコー)が10秒14(速報値)で1着。地元広島で3年ぶりの優勝を飾り、桐生祥秀(25=日本生命)や小池祐貴(25=住友電工)、多田修平(24=住友電工)といった東京五輪代表選考のライバルを相手に大きな1勝を挙げた。小池が10秒26で2着、桐生が10秒30で3着、多田が10秒32で4着だった。

 山県は予選で全体トップとなる10秒29(追い風1・0メートル)を記録。今季初戦となった3月のレースでは10秒36(向かい風0・1メートル)をマークしていた。

 レース後のテレビインタビューで「地元のレースで勝ててホッとしている。今日は身体が軽くて(声援に)背中を押してもらったような感じ」とコメント。

 100メートルの代表争いはし烈だが「これからも何回か一緒に走ることがあると思うが、自分はしっかりタイムを狙い、勝負でも勝っていけるようにいきたい」と山県。今後について「(五輪参加標準記録の)10秒05を切らないといけないので、しっかりと自己記録を狙って頑張っていきたい」と意気込みを語った。

続きを表示

この記事のフォト

2021年4月29日のニュース