柔道男子73キロ級・大野 前哨戦なしで五輪 GS回避、ブランク1年5カ月に

[ 2021年4月29日 05:30 ]

東京五輪男子73キロ級代表の大野将平
Photo By スポニチ

 全日本柔道連盟はグランドスラム(GS)カザン大会(ロシア、5月5~7日)の出場選手団名簿を発表し、東京五輪代表では女子48キロ級の渡名喜風南(パーク24)、同52キロ級の阿部詩(日体大)、同70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)の3人が名を連ねた。今大会は五輪代表が本番前に出場可能な最後の国際大会。男子代表は派遣されず、73キロ級で2連覇を目指す大野将平(旭化成)は前哨戦を経ずに五輪本番に臨むことになった。

 当初、大野は3月のGSタシケント大会に出場予定だったが、左大腿部筋損傷で回避した。5月9日から14日までカザンで行われる国際合宿には参加する意向だが、実戦は昨年2月のGSデュッセルドルフ(ドイツ)大会が最後で、1年5カ月のブランクを経てぶっつけの五輪となる。

続きを表示

2021年4月29日のニュース