力み癖が…多田修平は10秒32で4位「すごく差が開いた。すごく悔しい」

[ 2021年4月29日 17:12 ]

陸上・織田記念国際 ( 2021年4月29日    広島市・エディオンスタジアム広島 )

<織田記念陸上>男子100メートル決勝 山県亮太(左)に敗れ、4着に終わった多田修平(撮影・北條 貴史)
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 男子100メートル決勝に出場した多田修平(24=住友電工)は、10秒32で4位に沈んだ。日本選手権前哨戦とも言うべき豪華な顔ぶれで争い、そこで敗れたことを残念がった。

 「優勝する気で臨んだが、山県さんとはすごく差が開いた。すごく悔しい思いをした。力が足りない。もっと速くならないと、五輪代表も10秒05(東京五輪の参加標準記録)も見えてこない」

 中盤で山県に引き離された。後半は、課題に挙げている“力み癖”が出て、伸びきれなかった。「フォームが乱れている。隣を気にして、争うとして力んだ」。潔く完敗を認めた。

 雨だった予選は2組1着で10秒41だった。5月9日の東京五輪テスト大会(国立競技場)での巻き返しを誓った。

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2021年4月29日のニュース