鍵山2位　初の大舞台で「何も考えず思いっきり」自己記録9点以上更新

フィギュアスケート世界選手権第2日 （ 2021年3月25日    スウェーデン・ストックホルム ）

2位と好発進した鍵山（撮影・小海途　良幹）
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　鍵山が初の大舞台で、自己ベストを9点以上更新する会心の演技を見せた。新衣装で冒頭の4回転サルコー―3回転トーループなど全てのジャンプを決め、伸びやかなスケーティングも披露。100点超えに派手なガッツポーズを見せた17歳は「何も考えず思いっきりやることができた」と喜んだ。

　今大会は五輪2度出場の父・正和コーチが初めて同行した国際舞台。「後悔しない演技をして帰ろう」と父に送り出された鍵山は「いい演技をできて父も喜んでいたので良かった」と実感を込めた。