炎が消えちゃった…まさかのハプニング、ランタンで再点火 無事走行

[ 2021年3月26日 05:30 ]

東京五輪聖火リレースタート

聖火トーチの炎が消え、スタッフによって再点火される(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 福島県富岡町で、走行中の聖火ランナーの掲げたトーチの炎が消えていることが分かり、再点火するハプニングがあった。

 福島民友新聞の緑川沙智記者(26)が走り始めて約1分後、異変に気付いた実行委員会関係者が緑川さんを止めてトーチを点検。グリップ部分に棒状の器具を差し込んでガスが出るかを確認し、聖火の種火がともるランタンを使って再点火した。前走者からトーチに炎を移し損ねた可能性もある。緑川さんは1分弱立ち止まったが、大きな混乱はなく聖火リレーを再開。走行後には「聖火がまさか…と不安になりましたが、沿道の皆さんの声援で気持ちが落ち着き、最後まで走り抜けました」と笑顔で話した。

 広野町でも、走者同士で聖火を受け渡しする際に消える場面があった。

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2021年3月26日のニュース