渋野日向子「6月末まで帰れない想定」 来週から3カ月間は米ツアーに専念する意向

[ 2021年3月26日 17:24 ]

女子ゴルフツアー アクサ・レディース第1日 ( 2021年3月26日    宮崎・UMKCC=6568ヤード、パー72 )

<アクサレディース・初日>8番、桜を背にグリーンに向かって歩く渋野日向子(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 渋野日向子(22=サントリー)は4バーディー、1ボギーの69をマークし首位と4打差の14位で発進した。3番で2・5メートルを沈めてバーディー先行。10番パー5は2オンしてスコアを伸ばした。13番でボギーを叩いたが、17番と18番の連続バーディーで締めた。

 ホールアウト後の会見では「前半ショットが荒れていた。その中でノーボギーで回って来れたのは良かった。だんだん後につれて、いいなと思うショットが打てる率が上がった」と振り返った。

 今大会終了後には渡米して、米ツアーに主戦場を映す。会見では今後の予定について「今は6月末まで帰れない想定。ロッテ(選手権)が決まり、タイ、シンガポールにも行く」と話した。

 ANAインスピレーション(4月1~4日、カリフォルニア州)の後はロッテ選手権(14~17日、ハワイ州)とHSBC女子世界選手権(29日~5月2日、シンガポール)、ホンダLPGA(5月6~9日、タイ)に参戦することを明言。その後も帰国せず、海外メジャーの全米女子オープン(6月3~6日、カリフォルニア州)、全米女子プロ選手権(6月24~27日、ジョージア州)に備える方向だ。

 現在停止中のアスリートトラック(東京五輪に関係する選手の帰国後の行動制限の緩和措置)が再適用されるようになった場合には、帰国して国内ツアーに出場する可能性もあるが「今は6月末まで(米国に)いる覚悟でいる」と強調した。

続きを表示

2021年3月26日のニュース