紀平 フリー大技連発で日本女子7年ぶりVだ、SP2位から逆転懸ける

[ 2021年3月26日 05:30 ]

フィギュアスケート世界選手権第2日 ( 2021年3月25日    スウェーデン・ストックホルム )

女子SP、演技をする紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 女子SPで2位発進した紀平梨花(18=トヨタ自動車)が、フリー(日本時間27日未明)で大技を連発させる可能性を示唆した。逆転優勝を懸けた演技の構成について「ルッツの部分はラストに入れるようにしていて(4回転)サルコーも入れる予定にしています。トリプルアクセルが2本か1本かは、まだ全く決まっていない状況です」と明かした。

 昨年12月の全日本では4回転サルコーを初めて成功させた。その演技でトリプルアクセルは1本だったが、今回は後半に2本目を組み込む構想があり、全日本では回避した3回転ルッツも最後のジャンプとして解禁する。首位シェルバコワとは1・92点差。自身にとって最高難度のプログラムをミスなく終えれば、日本勢の女子では浅田真央以来となる7年ぶりの世界一も見えてくる。

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