SP首位発進の羽生結弦、H難度成功の内村航平から刺激

[ 2021年3月26日 08:30 ]

フィギュアスケート世界選手権第2日 ( 2021年3月25日    スウェーデン・ストックホルム )

<世界フィギュア第2日>男子SP、演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 男子SPで14年ソチ、18年平昌と五輪連覇の羽生結弦(ANA)は、106・98点をマークして首位発進した。

 成功すれば史上初となる4回転半ジャンプを見据える羽生は最近、体操や陸上の理論もトレーニングに取り入れているという。過去に表彰式で体操男子の内村航平(ジョイカル)、白井健三(日体大大学院)と話したことがあり、体操の2人が「フィギュアのジャンプの回転の仕方を参考にしている」と話していたことも記憶に残っている。

 鉄棒に絞って東京五輪を狙っている内村は、H難度「ブレトシュナイダー」を習得。羽生は「内村さんがH難度を決めていることも刺激になったりもしていた。自分にとって4回転半というのがかなり大きな壁なので、それに対してどうやって回転数を増やしていくのかとか、どうやってジャンプの高さだったり滞空時間を延ばしていくのかってことを考えていた」と話した。

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