高安、若隆景に敗れて3敗目 照ノ富士と優勝争いトップ並走 4敗は貴景勝、朝乃山ら5人

[ 2021年3月26日 17:58 ]

<大相撲春場所13日目>高安(右)を寄り倒しで破る若隆景(撮影・郡司 修)
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 大相撲春場所は26日、東京・両国国技館で13日目の取組が行われ、優勝争いで単独トップに立っていた元大関の小結・高安(31=田子ノ浦)は若隆景(26=荒汐)に寄り倒しで敗れ、3敗目を喫した。前日に大関昇進の目安とされる三役3場所で計33勝に達した関脇・照ノ富士(29=伊勢ケ浜)は、結びで大関・正代(29=時津風)を寄り切って10勝目。3敗をキープし、優勝争いで高安に並んだ。

 同じく3敗だった大関・朝乃山(27=高砂)は貴景勝(24=常盤山)との大関対決で黒星。土俵際まで追い詰めたが、はたき込みで敗れて、痛い4敗目を喫した。

 貴景勝、朝乃山と若隆景、英乃海、碧山の5人がトップに1差の4敗。前日まで8勝4敗と好調だった千代の国は「右母指脱臼、左肋骨骨折で約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。場所中に負傷したという。

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