盟友・小川氏が古賀塾弔問「言葉出ない」、90年全日本決勝で対戦

[ 2021年3月26日 05:30 ]

古賀稔彦さん死去から一夜

古賀さんの自宅前で取材に応じる小川氏
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 90年の全日本選手権決勝で古賀さんと対戦し、中量級優勝の快挙を打ち砕いた92年バルセロナ五輪男子95キロ超級銀メダルの小川直也氏(52)が、川崎市の古賀塾を弔問した。午後、約2時間半にわたって滞在した同氏は「まだ信じられないし、ずっと事実の確認っていうのを報道でしか見てないから(したかった)。本当だったんだって。今は悲しい。言葉が出ない」と沈痛な面持ちだった。

 31年前の決戦で、小川氏は超満員の日本武道館で完全アウェーの戦いを強いられた。それでも高校時代から「スーパースターで追い付け追い越せだった」という存在だった古賀さんとは、プライベートでは大の仲良しだったという。今年2月には、電話で伊豆にある別荘で快気祝いをする約束を交わしたそうで、「本当に約束を果たせないのが残念」と話した。

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2021年3月26日のニュース