前スポーツ庁長官の鈴木大地氏 組織委の橋本聖子新会長は「五輪はやると決めてらっしゃると思う」

[ 2021年2月27日 22:30 ]

 ソウル五輪金メダリストで昨年9月にスポーツ庁長官を任期満了で退任した鈴木大地氏(53)が27日放送のABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)に出演。女性蔑視発言もあって辞任した東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗前会長(83)に代わって就任した橋本聖子会長(56)について、言及する場面があった。

 橋本新会長について「政治の世界も長いですし、スポーツもずっとやられていた方。適任だと思っています」と言及。「みなさんが“姉御”という感じで慕っておりますし、年配の方、みなさんから慕われていると思います」と話した。

 五輪開催の可否については「橋本会長の中では完全にやるというふうに決めてらっしゃると思う。もちろん、橋本会長が全部決めるわけではないですが、その中で、(開催を前提にして)次どうしたらいいかというイメージとか、国民の支持率、オリンピック開催(の支持率)は低いじゃないですか、そういうイメージを変え、(開催の)機運を作ろうとしているのではないか」と語った。

 新会長候補にも名前が挙がった鈴木大地氏だが、自身への打診については「まったくなかったですね」とし「打診があれば、“いや、ちょっと”とか言えましたが。今回は不思議な感じでした」と話した。

続きを表示

2021年2月27日のニュース