体操女子米代表・ゲダート元監督が自殺 性的虐待などで訴追の直後

[ 2021年2月27日 05:30 ]

米女子体操のジョン・ゲダート元監督(AP)
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 体操女子の米国代表を12年ロンドン五輪団体総合金メダルに導いたジョン・ゲダート元監督(63)が25日、性的虐待など24件の容疑で訴追された直後に自殺した。ミシガン州の裁判所に出頭する予定だったが、高速道路の休憩エリアで遺体となって発見された。

 ゲダート氏はかつて自身が運営していたジムで、故障中の女子選手に練習を強制して摂食障害や過食症、自殺未遂に追い込んだり、性的虐待を含む暴行を行ったほか、人身売買にも関わっていたとされる。元代表のチームドクターで代表選手への性的虐待容疑で禁錮40~175年の実刑判決を受けたラリー・ナサル受刑者とも協力関係にあり、米国体操協会から資格停止処分を受けていた。

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2021年2月27日のニュース