日本No・1ポーカープレーヤー、つぐ兄こと當眞嗣成が大阪で新イベント

[ 2021年2月27日 05:30 ]

新生ROCKETSで優勝したモモンさん(中央)を称えるつぐ兄こと當眞嗣成(左)、惜しくも2位となったゆうまさん
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 ポーカーネーム「つぐ兄(にぃ)」の愛称で、海外を主戦場に活躍し、これまでの獲得賞金は約2億5000万円という名実ともに日本No・1ポーカープレーヤーの當眞嗣成が、大阪で最も歴史のあるアミューズメントカジノバー「Bluff Bar」(大阪・心斎橋)でポーカーイベント「新生ROCKETS~つぐ兄就任祭~」を開催した。

 同イベントは今月21日に行われ、「Bluff Bar」と大阪・日本橋にある「アマテラス」の2店舗を株式移転でグループ化し、當眞が社長を務める会社のホールディングスに加わることになったことを記念して開催。全国から多くのプレーヤーが駆け付け、20日の前夜祭に234人、本戦には105人が各エントリーし、大阪の歴史の中で最大級の集客イベントとなった。

 「コロナの影響で、アミューズメントカジノバーの経営も大変厳しい状況にあります。今回2店舗の株主となることで、僕のノウハウとブランディングを行い、相乗効果を期待したいです」と、2店舗のカジノバーの株主となった経緯について當眞は話す。

 ポーカーイベント「新生ROCKETS」の開催については「約12年前に大阪のポーカー店舗対抗戦として開催され、各店舗の毎月の優勝者が出場できる大会がROCKETSでした。ブランド力もあり、大阪では一番権威のある大会でしたね。コロナの影響もあり、店舗間交流が難しくなり、ROCKETSを一本立ちさせ、1DAYトーナメントとしてしたのが新生ROCKETSで、今後はマンスリートーナメントとして毎月開催していきます。僕自身も12年前にポーカーを始めて、ROCKETSで優勝し、海外補助金で大会に行ったことがあり、僕に続いて海外で活躍するプレーヤーがこの大会から登場してくれたらうれしいですね」と、開催の意義について話した。

 本戦は、前日行われた前夜祭の上位者を含めた105人で午後2時から約12時間にわたる熱戦の末、前夜祭で本戦出場権を得てエントリーしたモモンさんが、ゆうまさんとの2時間を超すヘッズアップを制し、栄えある「新生ROCKETS」の第1号優勝者となった。

 協賛社の日本ポーカー協会から海外補助金60万円と特製トロフィーが贈られたモモンさんは、ポーカー歴4カ月のプレーヤー。「何度も心が折れそうになりましたが、優勝できて本当にうれしいです。ポーカーって本当に夢があります」と、モモンさんは体中で優勝の喜びを表現した。

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