奈紗 今季初戦は5差17位スタート、連続バーディー締め「修正できた」

[ 2021年2月27日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ゲインブリッジLPGA第1日 ( 2021年2月25日    フロリダ州 レークノナ・クラブ=6647ヤード、パー72 )

ゲインブリッジLPGA第1ラウンド、5番でティーショットを放つ畑岡。2アンダーで17位
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 今季初戦の畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で首位と5打差の17位につけた。野村敏京(28=フリー)は78で115位と出遅れた。65で回ったリディア・コ(23=ニュージーランド)が単独首位。13年ぶりに米ツアー大会に出場したアニカ・ソレンスタム(50=スウェーデン)は75で77位だった。

 畑岡が修正能力を発揮した。インから出て1アンダーで迎えた18番。2打目をグリーン左の池に入れてダブルボギーを叩いたが「肩がしっかり回らないで、手だけで打っているような感じ」とミスの原因を分析。上半身の回転を意識した後半はショットが安定した。

 2番で取り戻すと、8番で2メートルのパットを沈め、9番パー5は2オンに成功して連続バーディー締め。「試合の中で修正できた。徐々に良くなればいい」とうなずいた。

 今大会の会場は自宅近くのホームコース。「行っちゃいけないところを知っているだけに、難しさもあった」と振り返った。

 昨季は優勝がなかった。今季の目標は「最低でも1勝」。「後半でつかみかけたショットの感覚をより自分のものにして、明日はもっと自信を持って攻めたい」と意気込んだ。

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2021年2月27日のニュース