松山英樹 首位と5打差の12位浮上 「久々にかみ合った」

[ 2021年2月27日 09:01 ]

第2ラウンド、16番でバーディーを決め、拍手に応える松山英樹。通算6アンダーで12位
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 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、ワークデー選手権は26日、フロリダ州ブラデントンのコンセッションGC(パー72)で第2ラウンドが行われ、35位から出た松山英樹(29=LEXUS)は1イーグル、7バーディー、3ボギーの66をマークし、通算6アンダーで12位に浮上した。首位とは5打差。

 稲森佑貴(26=国際スポーツ振興協会)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、3アンダーとし、44位から20位に上がった。
 66で回ったブルックス・ケプカ(30=米国)が11アンダーで単独首位に立った。

 松山は序盤の10、12番でバーディーを奪い、13番パー5ではフェアウェーからの3打目を放り込みイーグル。16、17番でも連続バーディーを奪うなど前半でスコアを5つ伸ばした。後半は池に入れた5番と8番でボギーを叩いたが、3バーディーを重ねた。

 ホールアウト後は「久々にかみ合った。ドライバーは替えたから、そのせいかな。他のショットはいいところも、まだまだなところもあるけど、少しずつ進歩しているかなと思う」とショットの手応えを口にした。3日目以降に向け「リズム良くプレーすることが大事。それを心がけたらなと思う」と話した。

 稲森は1つ伸ばして折り返した後半で3バーディーを奪った。安定感抜群のティーショットでフェアウェーを捉え、アイアンショットをピンに絡めてバーディーを稼いだ。

 ボギーなしラウンドにも「もったいないところもあったけど、なるべくボギーを打たないゴルフができた。できすぎなくらいのゴルフだったけど、まだ2日間あるので、油断しないように1打でも伸ばせるように頑張りたい」と気を引き締めた。

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