バド代表、全英オープン出国へ“3段階方式” 桃田ついに国際舞台復帰

[ 2021年2月27日 16:02 ]

桃田賢斗
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 日本バドミントン協会は27日、都内で理事会を開催し、銭谷欽治専務理事が取材対応。3月17日開幕の全英オープンに日本代表を派遣することを明かし、出国に際しては念には念を入れて3段階のプロセスを踏むことを説明した。

 全英オープンに向けて行う日本代表合宿(味の素ナショナルトレーニングセンター)は今月28日から3月6日で終了。6日後の12日に羽田空港周辺のホテルで集合してPCR検査を受けた上で、翌13日に出発する運びとなった。仮にPCR陽性者が出た場合も濃厚接触者が出なくなるため陰性証明を受けた選手は出国できる。

 1月のタイ遠征前には味の素ナショナルトレーニングセンターで集合、練習を行った上で成田空港にバスで移動。男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本)に新型コロナウイルスPCR検査の陽性反応が出たため、代表選手団全員の派遣を取りやめていた。

 昨年1月の交通事故で負傷した桃田は昨年12月の全日本総合選手権で実戦復帰し、全英オープンが国際舞台への復帰戦となる。1月のタイ遠征はPCR陽性で出場できなかっただけに、銭谷専務理事は「その悔しさで優勝してほしい」と奮起を促した。

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2021年2月27日のニュース