リーチ主将「やっとフェアに戦える」23年W杯 中6日以上の試合間隔を歓迎

[ 2021年2月27日 16:13 ]

<東芝・クボタ>クボタ・ブルブリング(右)にタックルする東芝・リーチ(撮影・吉田 剛)
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 ラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将(32=東芝)が27日、トップリーグ(TL)のクボタ戦後に会見に臨み、26日に発表された23年W杯の試合日程について、「2試合目に非常に大きな試合がある。準備は(19年と)同じ感じになる。まずは1試合目が大事になるのも同じ」などと所感を述べた。

 1次リーグD組の日本は、9月10日の初戦で米大陸予選2位と対戦。その後は同17日にイングランド、同28日にオセアニア予選1位、10月8日にアルゼンチンと対戦する日程が決まった。全ての試合間が中6日以上となり、「やっとフェアに戦える」と言及。15年大会では初戦の南アフリカ戦から中3日でスコットランドと対戦する強行軍を強いられており、日本など伝統国以外にも公平な試合日程が組まれたことを歓迎した。

 最終戦のアルゼンチン戦以外の3試合は、南部のトゥールーズとニースが会場となる。17年秋にはトゥールーズでトンガと対戦し、当時の代表メンバーにとっては比較的土地勘があるのも有利に働く可能性がある。リーチは「(11月なので)もう寒かった」と苦笑いも、「ラグビータウン。(フランス1部リーグの)トゥールーズのファンも多い」と楕円(だえん)球愛好家の多い土地柄にも好感触を得ている様子だった。
 

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2021年2月27日のニュース