ラプターズ緊急事態 コーチ陣6人とシアカムがコロナ規定で離脱 渡辺は4試合ぶり出場で4得点

[ 2021年2月27日 12:02 ]

ロケッツ戦の第1Q、3点シュートを狙ったラプターズの渡辺(AP)
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 NBAのラプターズを率いているニック・ナース監督(53)と5人のアシスタントコーチ(AC)、さらに今季20・1得点を挙げていた主力フォワードのパスカル・シアカム(26)が26日、新型コロナウイルス感染防止規定(プロトコル)の対象(濃厚接触の確認作業を含む)となり、準本拠としているフロリダ州タンパで行われたこの日のロケッツ戦で戦列を離脱。ACの1人だったクリス・フィンチ氏(51)は22日にティンバーウルブスの新監督となって移籍していたために、今回のプロトコルの対象にならなかったスペイン代表監督の経験があるイタリア出身のセルジオ・スカリオーロAC(59)が監督代行として指揮を執った。

 試合は121―111(前半67―59)でロケッツを下して17勝17敗。ラプターズハ3試合ぶりの白星で勝率を再び5割に戻した。先発したノーマン・パウエル(27)が30得点、フレッド・バンブリート(26)が25得点をマーク。カイル・ラウリー(34)は20得点、11リバウンド、10アシストで今季2回目(通算18回目、ラプターズでは16回目)のトリプルダブルを達成するなど、ナース監督不在の中で先発のガード陣がチームを引っ張った。

 ここ3試合出番のなかった渡辺雄太(26)は第1Qの7分42秒から、ガードのテレンス・デービス(23)とともに「7人目と8人目の選手」としてコートに登場。このクオーターで正面と右のコーナーから2本の3点シュートを放ったがいずれもリングに嫌われた。

 第3Qも6分59秒からプレーしたが、その1分9秒後に左のコーナーから試みた3点シュートは失敗。しかしこのクオーターの残り1分25秒、バックコートから1人でボールを持ち込んだあと、ユーロステップでのドライブから左手でレイアップを決めて出場6試合ぶりに得点を記録した。

 第4Qの3分57秒には左サイドでプルアップからのバンクショットを決めて4得点目。結局、渡辺は17分出場してフールドゴール(FG)の成功は6本中2本で、4リバウンドと1アシストも記録した。出場時間帯のチームスコアは「マイナス5点」だった。

 ラプターズの本来の本拠地はカナダのトロントだが、米国への移動では自主検疫が必要となっているために今季は終了まではタンパが準本拠地。しかしフロリダ州での新型コロナウイルスの26日の新規感染者は5922人(死者146人)で、ワクチン接種が進んでいるにもかかわらず、2月に入って5000人以下だったのはまだ2回しかなく“下げ止まり”の状態が続いていた。

 なおラプターズは「球宴ブレーク」の前にあと3試合を残している。

 ロケッツは11勝20敗。ペイサーズから移籍してきたビクター・オラディーポ(28)が27得点、ジョン・ウォール(30)が21得点と12アシストを挙げ、第3Q途中での23点差を第4Qの終盤に6点差まで詰め寄ったが、結局10連敗を喫した。

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