藤沢五月「石1個分、足りなかった」“ロコ対決”敗れ混複で北京五輪出場ならず

[ 2021年2月27日 20:41 ]

カーリング全農日本混合ダブルス選手権第5日 ( 2021年2月27日    青森・みちぎんドリームスタジアム )

<混合ダブルス日本選手権第5日>ストーンを投じる藤沢(右)。左は山口(C)JCA IDE
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 藤沢五月(ロコ・ソラーレ)山口剛史(SC軽井沢ク)組が、準々決勝で吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)松村雄太(コンサドーレ)組に6―7で敗れ、2年ぶりの日本一に届かなかった。

 第1エンドにいきなり3得点の理想的な展開も、6―6の同点で最終第8エンドに。有利な後攻だったが、藤沢がラストショットをハウスの中心に寄せられずに1点スチールされた。「感覚的には良く投げられたけど、石1個分、足りなかった」とし、「夕梨花と雄太くんが上手だった」と相手を称えた。

 この種目で22年北京五輪に出場するためには今大会の優勝が絶対条件だったため、北京への道は消滅。「どの試合もいい試合をしていて、世界選手権や北京に向けては日本として、いい結果を残せるんじゃないか。準決勝を戦うチームをしっかり応援したい」と言う藤沢は、4人制では五輪代表の可能性を残している。

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