東山 逆転許しての準優勝に涙 大澤コーチ「まだ頭が真っ白」 ウインターカップ

[ 2020年12月29日 15:36 ]

バスケットボール第73回全国高校選手権最終日 ( 2020年12月29日    東京体育館 )

仲間とハイタッチする東山・米須(3年)(提供:日本バスケットボール協会)
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 男子決勝が行われ、仙台大明成(宮城)が東山(京都)を72―70で破り、3年ぶり6度目の優勝を飾った。

 初優勝を目指した東山だったが、あと一歩が届かなかった。司令塔で主将の米須玲音(3年)を中心とした相手のギャップを突く攻撃に加え、2メートル6を誇るコンゴ民主共和国からの留学生ムトンボ・ジャン・ピエール(3年)はゴール下で安定感を発揮し、前半を40―26でリードしていた。しかし第3クオーター(Q)から仙台大明成に流れが向き、第4Q残り5分で同点。その後一進一退の点取り合戦の末、試合終了残り5秒で逆転を許した。

 試合を終えて大澤徹也コーチは「まだ頭が真っ白。日本一になるプレッシャーの前にのまれてしまった」と肩を落とした。1年生のときから試合に出し、終始チームを引っ張ってきた米須については「花丸をあげたい。彼は高校生なのに、託しすぎた部分が多かった。次のステップでも応援したい」とエールを送った。

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2020年12月29日のニュース