大阪朝鮮快勝！チームNo・1俊足FB金昴平　看板通りの活躍で3T「次の試合もトライ取って勝ちます」

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   大阪朝鮮34―８朝明 （ 2020年12月28日    花園ラグビー場 ）

＜大阪朝鮮高・朝明＞後半14分、タックルを振り切って右隅にトライを決める大阪朝鮮高・金昂平（撮影・北條　貴史）　
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　50メートル走6秒2と大阪朝鮮高No・1の俊足FB金昂平（キムアンピョン）が看板通りの活躍だ。試合開始わずか30秒で電光石火の先制トライを決めるなど3トライ。最後まで流れを渡さなかった。

　「入りからしっかり体を当てていこうと言っていたので一発目からああいうランができて良かったです」

　メンバー30人中、大阪出身でも朝鮮中学出身でもない“オンリーワン”の存在。小5で初めて花園で観戦し、小6のとき大阪朝鮮ラグビー部を題材にした映画「60万回のトライ」を見て同校に憧れを抱いた。現在は朝5時過ぎに起床し京都から往復3時間かけて通う生活も「楽しいです」と笑みを浮かべる。

　「次の試合も絶対自分がトライ取って勝ちます」とシード校のプライドをにじませた。